今日洗濯物を干していた時の事でした。
誰もかも朝は余裕がないものでしょう。
少なくともうちの家族にはありません。
それ故に現在時間ある春休み真っ最中の俺に
母は俺によく洗濯物干しておけと頼みます。
俺はそれをいつも頼まれるので日課となってます。
それで俺はいつものように干していました。
風がとても清々しくて気持ち良いなと思っていた時です。
車が止まる音が聞こえました。そこから人が出てきて俺に話しかけるのです。
「お手伝いしているの?」
とりあえず頷いておきました。
「今春休み?」
ちょっと逃げ気味で頷いておきました。
「何年生?」
人差し指と中指だけ上げておきました。
「中学二年生?」
真実を述べるのが面倒なので頷いておきました。
そのまま(部屋の中へと)去りました。
全くおかしなもんです。何せ干していたベランダは2階ですよ?
わざわざ車止めて降りて二階の人間に話しかけるか?
数分後にもう一度見たらもう居ませんでした。何だったんだ?
バイト中の事でした。
久々にラインで走っていました。
そしたら職員らしき人が現れました。
後ろの方で作業を見ていました。
ずっと見られるのは少々酷でしたが、正直面白かったです。
何故なら・・・明らかにその外見が金総書記に似ているからです。
どこからどう見ても金総書記ですよ。
それでやがて自分ともう一人の女の人と仕事していたら
その仮金(仮・金総書記の略)が手伝いだした。
その動きが本当に面白かった。
だってかなり必死なんだもん。
悪いけど走るほど間に合ってないわけじゃないから大丈夫なんですよ。
だから血相変えて走らなくても良いんですよ。
それにしても何で手伝いだしたんだろう?
一緒にやっていた女の人が急かす。
ローラーに商品を乗せて積載係へ流す。
そのローラーが満タンになると減るまで休憩が出来る。
今までは満タンになればある程度「休憩しましょ」という感じだった。
でも今は満タンになっても「すぐ減るからすぐにやろう」という感じだった。
それも仮金が来てからそういう感じになったのだ。
・・・あーあ。わかっちゃったよ。
今までは二人だったから疲れていたけど今は三人。
いつ手伝いをやめてどこ行くかわかったもんじゃない。
だからこそ今こき使ってやろう。という事か。
三人なら走る量などが減る。
しかも仮金は異様によく走る。
例えば俺が3m、女の人が3m走っていたとしよう。
それが俺1m、女の人1m、仮金2m。
これなら疲れる量は激減する。
その上3人でやるから進行速度に悪影響を及ぼす事は無い。
だからこそ今こき使う必要がある。
そうすれば自分達には利益しか残らない。そういう事だ。考えたな。
だからテキパキその人は次へ次へと進ませる。
仮金は何も知らずただ走って商品を持ってくる。良いね。
そうこの時は何も知らなかった。
検品という役職がある。
積載係(本当の名はアウト)、ライン(本当の名はピッカー)
カゴ車開き(本当の名知らない)、搬送(これは本当の名)
それらの他に身近にあるのが検品である。
もう1つリフトがあるけど後に説明するとしよう。
検品とは
ラインが出した商品を積載係がカゴ車に乗せ
搬送がそのカゴ車を指定場所に持って行き
その持って来られたカゴ車の中を検査する役職である。
検品はその店にちゃんと指定されたものが行くかをチェックするのだ。
もし検品が居ないと頼んでも無い商品が届いたり頼んだ商品が届かなかったり・・・。
危うくA店に届くはずの商品がB店に届いたりする事も有り得るのだ。
だからこそ重要な仕事なためだろう。パートの人が多々検品をやっている。
ちなみに俺は過去2回やった事がある。
あまり動かずただ検査するだけなのだが
急がないと追いつかない上に似たような商品が多くて紛らわしい。
パートの人たちは慣れているのでスムーズに検査して次へと行く。
俺が二度とやりたくないと思った役職だ。
さてその検品の人達は間違った商品が入っていると戻しに来る。
Eのラインにある商品なら当然Eに。という具合に戻しに来る。
それで今日は珍しく一度だけ来た。
間違ったつもりはないのだが来たからには間違ったのだろう。
それでその検品の人は間違った商品を持ってきて
本来出荷されるはずの商品を持って行こうとしていた。
そしたら俺と女の人に話しかけてきた。
「あれ?社長もやっているの?」
・・・え?REPEAT AFTER ME!
社長もやっているの?
社長もやっているの?
社長だと!!!
つまりだ!仮金が社長ですと!
うわー。驚いたぜ。
女の人もそれ聞いて「社長さんだったんですか?」と
強く驚きたいけどその社長さんに聞こえたらまずいと思って
あえて小声で言っていたくらいだ。うん。良き判断だ。
さて終了7店前くらいになって社長消える。
いつの間にか消える=いきなり走る量UPですよ。
特に終了5店前の789番店。これが厄介。
やったーと終わる気持ちをあざ笑うかのごとく。
毎回この店は少なくて20、多くて50は出荷させます。
カゴ車にいたっては少なくて2台、多くて5台は来ます。
正直ふざけているし、おかしいです。
一体どこにある店なのでしょうか?かなり売れている店なのは確かです。
予想ではどこかの駅前のコンビニに違いありません。
そうでなくてはこんなに毎日出荷しませんよ。
その上前日にでも雨降れば傘は偉大なほど出まくります。
突然の雨、急激な雨、それに出会ってすぐ傘が買える場所。
これはもう駅前のコンビニしかないでしょ。
ちなみに今日は傘30本出荷でした。
・・・異常ですね。一日に傘30本出荷ですよ?
今日出荷だから明日金曜日に届くわけです。
=昨日辺りに30本無くなったから今日要求したんでしょう。
考えてみよう。
30本無くなるなんて有り得ない。
仮に予備で15本くらい入れておこうと思ったにしても
15本も減るのか?減るのか?減るんだろうか?
それに水曜日って雨降ったっけ?火曜日も。
・・・謎だ。
今日で社員とはさようならです。
リーダーも優しくて面白い社員もお別れです。
あ〜あ〜。なんつーか悲しいね。
さようなら〜。お疲れ様でした〜。
明後日のバイトからは新社員ばかりだ。
仮金率いるセントラル(会社名)に生まれ変わります。
・・・微妙。
そうそう。
余談だけど俺その仮金に二度も名前間違えられました。
新しいタイムカード渡しに来た時です。
「内山君・・・だよね。」
あの全然かすってもないんですけど。
本名を名乗ると「あ、ごめんね。」と言ってタイムカードを渡してくれました。
・・・それにはタイムカードに必要なバーコードと俺の名前と顔写真が。
あ〜あ〜。ブサイクな顔が遂にタイムカードにまで進出したよ・・・。
さて二回目。
その手伝いしに来た時。質問してきた時です。
「内山君。大体もう終わりそうってわかるのかい?」
即答してやりましたよ。
「いえ。内山じゃありません。」
仮金よ。この時は社長とわからなかったから変なおじさんと思ったが
社長とわかったなら本当に大丈夫かと思うぞ。ヤバイな。
・・・ちなみにその内山君のタイムカードを見た時です。
最初に俺に渡そうとした時、本物の内山君のタイムカードがありました。
そのカードの写真を見た・・・。
おい!仮金!どこも似てないぞ!!
はい。異常です。
・・・以上です。
誰もかも朝は余裕がないものでしょう。
少なくともうちの家族にはありません。
それ故に現在時間ある春休み真っ最中の俺に
母は俺によく洗濯物干しておけと頼みます。
俺はそれをいつも頼まれるので日課となってます。
それで俺はいつものように干していました。
風がとても清々しくて気持ち良いなと思っていた時です。
車が止まる音が聞こえました。そこから人が出てきて俺に話しかけるのです。
「お手伝いしているの?」
とりあえず頷いておきました。
「今春休み?」
ちょっと逃げ気味で頷いておきました。
「何年生?」
人差し指と中指だけ上げておきました。
「中学二年生?」
真実を述べるのが面倒なので頷いておきました。
そのまま(部屋の中へと)去りました。
全くおかしなもんです。何せ干していたベランダは2階ですよ?
わざわざ車止めて降りて二階の人間に話しかけるか?
数分後にもう一度見たらもう居ませんでした。何だったんだ?
バイト中の事でした。
久々にラインで走っていました。
そしたら職員らしき人が現れました。
後ろの方で作業を見ていました。
ずっと見られるのは少々酷でしたが、正直面白かったです。
何故なら・・・明らかにその外見が金総書記に似ているからです。
どこからどう見ても金総書記ですよ。
それでやがて自分ともう一人の女の人と仕事していたら
その仮金(仮・金総書記の略)が手伝いだした。
その動きが本当に面白かった。
だってかなり必死なんだもん。
悪いけど走るほど間に合ってないわけじゃないから大丈夫なんですよ。
だから血相変えて走らなくても良いんですよ。
それにしても何で手伝いだしたんだろう?
一緒にやっていた女の人が急かす。
ローラーに商品を乗せて積載係へ流す。
そのローラーが満タンになると減るまで休憩が出来る。
今までは満タンになればある程度「休憩しましょ」という感じだった。
でも今は満タンになっても「すぐ減るからすぐにやろう」という感じだった。
それも仮金が来てからそういう感じになったのだ。
・・・あーあ。わかっちゃったよ。
今までは二人だったから疲れていたけど今は三人。
いつ手伝いをやめてどこ行くかわかったもんじゃない。
だからこそ今こき使ってやろう。という事か。
三人なら走る量などが減る。
しかも仮金は異様によく走る。
例えば俺が3m、女の人が3m走っていたとしよう。
それが俺1m、女の人1m、仮金2m。
これなら疲れる量は激減する。
その上3人でやるから進行速度に悪影響を及ぼす事は無い。
だからこそ今こき使う必要がある。
そうすれば自分達には利益しか残らない。そういう事だ。考えたな。
だからテキパキその人は次へ次へと進ませる。
仮金は何も知らずただ走って商品を持ってくる。良いね。
そうこの時は何も知らなかった。
検品という役職がある。
積載係(本当の名はアウト)、ライン(本当の名はピッカー)
カゴ車開き(本当の名知らない)、搬送(これは本当の名)
それらの他に身近にあるのが検品である。
もう1つリフトがあるけど後に説明するとしよう。
検品とは
ラインが出した商品を積載係がカゴ車に乗せ
搬送がそのカゴ車を指定場所に持って行き
その持って来られたカゴ車の中を検査する役職である。
検品はその店にちゃんと指定されたものが行くかをチェックするのだ。
もし検品が居ないと頼んでも無い商品が届いたり頼んだ商品が届かなかったり・・・。
危うくA店に届くはずの商品がB店に届いたりする事も有り得るのだ。
だからこそ重要な仕事なためだろう。パートの人が多々検品をやっている。
ちなみに俺は過去2回やった事がある。
あまり動かずただ検査するだけなのだが
急がないと追いつかない上に似たような商品が多くて紛らわしい。
パートの人たちは慣れているのでスムーズに検査して次へと行く。
俺が二度とやりたくないと思った役職だ。
さてその検品の人達は間違った商品が入っていると戻しに来る。
Eのラインにある商品なら当然Eに。という具合に戻しに来る。
それで今日は珍しく一度だけ来た。
間違ったつもりはないのだが来たからには間違ったのだろう。
それでその検品の人は間違った商品を持ってきて
本来出荷されるはずの商品を持って行こうとしていた。
そしたら俺と女の人に話しかけてきた。
「あれ?社長もやっているの?」
・・・え?REPEAT AFTER ME!
社長もやっているの?
社長もやっているの?
社長だと!!!
つまりだ!仮金が社長ですと!
うわー。驚いたぜ。
女の人もそれ聞いて「社長さんだったんですか?」と
強く驚きたいけどその社長さんに聞こえたらまずいと思って
あえて小声で言っていたくらいだ。うん。良き判断だ。
さて終了7店前くらいになって社長消える。
いつの間にか消える=いきなり走る量UPですよ。
特に終了5店前の789番店。これが厄介。
やったーと終わる気持ちをあざ笑うかのごとく。
毎回この店は少なくて20、多くて50は出荷させます。
カゴ車にいたっては少なくて2台、多くて5台は来ます。
正直ふざけているし、おかしいです。
一体どこにある店なのでしょうか?かなり売れている店なのは確かです。
予想ではどこかの駅前のコンビニに違いありません。
そうでなくてはこんなに毎日出荷しませんよ。
その上前日にでも雨降れば傘は偉大なほど出まくります。
突然の雨、急激な雨、それに出会ってすぐ傘が買える場所。
これはもう駅前のコンビニしかないでしょ。
ちなみに今日は傘30本出荷でした。
・・・異常ですね。一日に傘30本出荷ですよ?
今日出荷だから明日金曜日に届くわけです。
=昨日辺りに30本無くなったから今日要求したんでしょう。
考えてみよう。
30本無くなるなんて有り得ない。
仮に予備で15本くらい入れておこうと思ったにしても
15本も減るのか?減るのか?減るんだろうか?
それに水曜日って雨降ったっけ?火曜日も。
・・・謎だ。
今日で社員とはさようならです。
リーダーも優しくて面白い社員もお別れです。
あ〜あ〜。なんつーか悲しいね。
さようなら〜。お疲れ様でした〜。
明後日のバイトからは新社員ばかりだ。
仮金率いるセントラル(会社名)に生まれ変わります。
・・・微妙。
そうそう。
余談だけど俺その仮金に二度も名前間違えられました。
新しいタイムカード渡しに来た時です。
「内山君・・・だよね。」
あの全然かすってもないんですけど。
本名を名乗ると「あ、ごめんね。」と言ってタイムカードを渡してくれました。
・・・それにはタイムカードに必要なバーコードと俺の名前と顔写真が。
あ〜あ〜。ブサイクな顔が遂にタイムカードにまで進出したよ・・・。
さて二回目。
その手伝いしに来た時。質問してきた時です。
「内山君。大体もう終わりそうってわかるのかい?」
即答してやりましたよ。
「いえ。内山じゃありません。」
仮金よ。この時は社長とわからなかったから変なおじさんと思ったが
社長とわかったなら本当に大丈夫かと思うぞ。ヤバイな。
・・・ちなみにその内山君のタイムカードを見た時です。
最初に俺に渡そうとした時、本物の内山君のタイムカードがありました。
そのカードの写真を見た・・・。
おい!仮金!どこも似てないぞ!!
はい。異常です。
・・・以上です。
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