曲(1)

今日は曲という物について。

今日久しぶりに昔の歌を見つけて聞いてみました。
・・・購入して初めて聞いた時の気持ちを思い出しました。
・・・その曲の歌詞が妙に心に響いてくるのを感じました。

曲というのはすばらしいです。
時に人の心を揺るがす事が出来る。
挫けた人間を3つの力で立ち直らせる。

1つ目は音楽・曲想。
リズムがその人の心に入り込んで癒したり
思いっきりはしゃぎたい時は
ハイテンポの曲やらで心のリズムをあげる。
そうやって人を元気にしたり立ち直らせたりする。

2つ目は歌詞・音声。
心に打撃を受けた者が、それに関する歌詞を聞いた時偶に蘇る事がある。
テレビで自殺しようとした人間が偶々ラジオに流れたある曲で留まったらしい。
自分も友達に裏切られてどうしようも無い時に
それに関する優しい歌詞が慰めた。
ぶつけたい物があれば曲の声と同時に叫べばいい。
訴えればいい。
そうやって立ち直らせる力を持つ。

3つ目は最初にも出した記憶・蘇生。
曲は当時の記憶を封印している。
聞くと、当時の記憶がふと蘇ってくる。
挫けた人が聞くと
もし挫けるきっかけに関連した記憶が蘇れば
昔あった忘れた物を蘇らせる事がある。
自分もそれで昔の心を思い出した事があった。
曲は当時の心や雰囲気も封印している。
それはその人にしかわからないものなのだが
気持ちを呼び出す力は素晴らしい物である。

妙に曲に対して語ってしまったが
該当しない物もあるだろう。
音楽(サウンドトラックなど)だけなら
2は当てはまらないし
1と3が当てはまらない、つまりその時の記憶がないという事だ。
全ての曲が当時の記憶を封印しているわけではない。
その人にとって思い入れがある時に聞いた曲。
思いがある特別な曲。
自分の場合は初めて買った時の喜びなど様々だ。
曲は素晴らしい。
ただの音楽と声(無い物もあり)だけだが
人にとっては恐らく最低限必要な物だろう。
本当に素晴らしい効力を秘めている・・・。