先輩(1)

今日は先輩のお話について。

本当は昨日話してもらったのですが
昨日は日記書く余裕が無かったので
今日に持ち越し・・・。

自分の先輩は背が高くて
外見からもわかるくらい優しく教えてくれて
その上格好よくて、運動神経がよくて
人間の理想の形です。

その先輩はミニストップに出荷する
製品(食物、飲料系)をピッキングするバイトをしています

食物じゃなく飲料の方をやっているので
給料は高いですが
その分重いのが難点です。

時給850円(高校生)の所で朝8時30分〜夜6時30分(延長あり)。
ひたすら動いて同じ事の繰り返し。
慣れれば大丈夫なのですが
身体的に精神的に疲れます。

そんな所で働いている先輩はこういいます。

「俺は絶対にミニストップで影響する物は買わない。」

この場合影響する物とは食物や飲料の事です。
買うのは雑誌やらカードやらでしょう。
そうすれば少しでも出荷数は減るとの事です。

やめれば良いじゃんと思う人も居るでしょうが
ただでさえ高校生はやる気なしと思われて見くびられています。
そこでやめたら元も子も無いし
一度最後までやると決心したそうなので
やめる気は無いそうです。

買わないのはやっている本人しかわからないのだろうけど
重い物を持ち運びしていると次第にミニストップが嫌いになり
ミニストップにある食物＆飲料に近付きたくなくなるのです。

自分もやっているわけではないので
詳しくはわからないし実感もわきませんが
相当苦しいのだろうというのはわかりました。

さてここから本題(おせーよ)
先輩はそんな事を一通り説明してこんな事を言いました。

「俺はミニストップで買わない。だが例えばファミマ系列でこういう仕事だってあるはずだ。そこでやっている人だってファミマで買わないだろう。そしたらミニストップなどで買う。世の中上手い事回っているんだね〜。」

確かにと頷きました。
こんな世界でも、経済などと同じで
同じようにクルクル意味も無く回っている。
だが、それが安定しているからこそ成り立っている。

そんな事を考えました。
先輩はこれからも続けていくそうです。
まぁ、必ず見ていないだろうけど
影ながらこの言葉を・・・
『屈せず頑張ってください。俺でよければ愚痴の対象になります。』